貧乳だったユイがAからEカップへバストアップした方法を解説しています。胸を大きくしたい方は参考にしてくださいね。
「靭帯」というと、膝や足首を
思い浮かべる人が多いかもしれません。
この「靭帯」というのは
骨同士をつないで関節をつくる、大切な組織です。
胸にも実は、クーパー靭帯という靭帯があります。
クーパー靭帯は「骨」ではなく、
コラーゲン組織でできています。
コラーゲン組織のとても細かい繊維束で
バストの中の乳腺組織を筋肉や皮膚に
つなぎとめる役目を担っています。
このクーパーじん帯が、乳腺組織の周りを
張り巡らせているおかげで、皮下脂肪を守り、
バストの丸みを帯び、綺麗な形へと保護してくれているのです。
つまり、クーパーじん帯はバストを守る生命線です!
この靭帯が傷つくと、大胸筋周りの筋肉だけでは
バストを支えきれなくなり、次第に胸は垂れてしまうのです(>_<)。
でも、こう書くと、
「胸の脂肪って重みで垂れるんだよね?
クーパーじん帯が傷ついても胸が無かったら
垂れないでしょ!?だから貧乳の私だったら大丈夫(笑)」
という方が一定数いらっしゃいます。
ですが、それは大きな間違いです!
クーパー靭帯が伸びたり、切れたりしたら
バストの大きさは関係なく、
Aカップ未満であっても下垂します。
例えば、膝や足首などの関節で靭帯を損傷した時は、
病院で適切な処置をする必要がありますね。
そのまま放置すると、伸びた靭帯がそのままになり、
脱臼を繰り返すなど不具合の原因になります。
また、切れた靭帯は自然に元には戻りません。
これは、バストのクーパー靭帯も同様です。
本来、靭帯は弾力性のあるものであり、
多少の伸び縮みはするものなのですが、
ほぼ一定の長さで固定されているので
クーパー靭帯が伸びてしまったら
ほとんどの場合は元には戻らないのです。
そして、もし靭帯が切れてしまったら
二度と再生することはなく
自然治癒することがないのです。
そのため胸が垂れるのを防ぐには、
そもそもクーパー靭帯が伸びたり切れたりするのを
回避する必要があります。
クーパー靭帯は加齢によっても劣化しますが、
損傷の大きな原因は物理的な衝撃です。
例えば、バストサイズがそれほど大きくないからと言って、
ブラジャーをつけずに運動したりしていませんか。
体の動きに伴って胸が上下に揺れると、
その動きによってクーパー靭帯が傷つく恐れがあります。
Aカップ未満でもブラジャーを着けるべきと
言われるのは、これが理由です。
身体に合っていないブラジャーでは、
胸を保護することができず、
クーパー靭帯を守る効果が得られませんので、
ブラのフィッティングは確実に行いましょう。
そして、スポーツ時はワイヤー入りの日常用ブラではなく、
胸をちゃんと保護してくれるスポーツブラを着けるのがおすすめです。
また、夜も就寝用のブラジャーを使うのが望ましいでしょう。
横を向いたりうつ伏せになったりした際、
胸が流れてクーパー靭帯に負担をかけるからです。
胸の下垂を保護してくれる唯一の組織が
クーパーじん帯なので、自分の合ったブラを着用して
しっかり保護してあげてくださいね。
バストは妊娠や出産によっても垂れやすくなりますし、
加齢でも垂れやすくなります。
私たち女性は、年齢を重ねるごとに
徐々にクーパーじん帯のコラーゲンが減っていき
お肌の張りが失われていくので
バストを支えることが難しくなってくるのですね。
ですが、日ごろのバストケアによって
お肌をケアしたり、栄養バランスの整った食事で
コラーゲンを体内で生成しやすい環境を整えることで
バストの老化を遅らせることは十分可能なんですよ(^^)/
普段からユイが推奨しているバストケアにプラスして
しっかりブラで保護してあげてくださいね。